REDWING (レッドウィング) 9878 Irish Setter 6inch Moc-toe / Vibram Lug Sole アイリッシュセッター6インチモックトゥ ビブラムラグソール
アメリカを代表するワークブーツというイメージの強いアイリッシュ・セッターも、1950年代の登場の際にはハンティングブーツという位置づけでした。実際にはその当時からワーカーに広く履かれていたアイリッシュセッターですが、その商品コンセプトや広告宣伝には、ハンティングも含めたアウトドア色が前面に出されることが多く、それが他のアメリカのワークブーツ(作業靴)と違う、アイリッシュセッターの魅力となっていたのです。
1960~70年代は、アイリッシュ・セッターのアウトドア志向が一番強かった時期です。ラインナップにはアウトドアに適した機能を高めたブーツが増えていました。
ビブラム社のラグソールがレッド・ウィングに初めて使われたのは、こうした背景に沿ってのことでした。1961年に発売されたラウンド・トゥの8インチブーツ「アイリッシュセッター#899」です。それに続き、様々なアイリッシュセッターにビブラム・ラグソールが使われ、そのいくつかは1990年代後半まで存在し、日本市場でも販売されました。
レッド・ウィング社がアイリッシュセッターのために採用し、その商品ラインに不可欠なソールとして存在し続けてきたビブラム・ラグソール。今回、再びアイリッシュセッターの新たなソールとして再登場します。