REDWING(レッドウィング) Blacksmith(ブラックスミス)
19世紀中旬から始まったアメリカの西部開拓は、アメリカを急速に拡大・発展し、今日の姿にする躍動期の始まりでした。
その変貌を支えたのが多くのヨーロッパから流入した移民を含む、新たな人々の労働力であり、彼らの多様な姿は、ワークブーツはもとより、当時のワークウエアが示してくれています。
そうした多様なワーカーの姿の中に、当時あらゆる町にあった鉄工所(アイアンワークス)で、様々な道具や機械を造り、直し、販売する、ブラックスミス(鍛冶職人)があります。
ブラックスミスは他の多くのワーカーや農夫と同様、低い所得で、極めて質素な生活を送り、そのワークブーツも、最も安価でかつ丈夫なものを選ばなければなりませんでした。そうした最もベーシックなワークブーツの型であったのが、硬いラバーのソールを持つ、6インチ丈の、ラウンド・トゥまたはキャップド・トゥのレースアップのブーツです。
このブーツは、その普遍性のゆえに、ワークブーツがコストや軽量化を求め、新素材・新製法のものに変わった1980~90年代まで、もっとも普遍的なワークブーツのスタイルとして、あらゆる職業のワーカーに親しまれていました。
■ 商品仕様
製品名 | RED WING(レッドウィング) 8016 Blacksmith(ブラックスミス) ボルドースピットファイヤー |
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型番 | redwing-8016 |
メーカー | RED WING SHOES |
LEATHER:Bordeaux "Spitfire"
SOLE:Brown Nitrile Cork
CONSTRUCTION:Goodyear Welt
LAST:No.8
●Spitfire Leather(スピットファイヤーレザー)
「スピットファイヤー」は、かつて、高レベルの耐久性と防水性が求められる本格的な登山靴によく使用されていた、ラフアウトレザーの表面(起毛面)にレジン(樹脂)をコートし防水加工を施したレザーです。
当商品はコルクソールの6インチラウンド・トゥに「スピットファイヤー」レザーを使用すると共に、ストームウェルトを採用し、かつてブラックスミスが愛用した「ベーシックなブーツ」とは少し違った個性を持つものとなっています。
ストームウェルトは、中央に山型のひだを持ったウェルトで、これが靴のアッパーの縁に縫い付けられると、ひだ部分がアッパーとウェルトの隙間を覆い、水や砂の浸入を抑えます。クラシックなアウトドアシューズで、防水効果を高める為によく使用されるものです。
※生産時に使用される革(天然皮革)や革の部分により、革の質感の異なる場合や革の性質上シワやキズ、左右差がある場合がございます。
これは不良品ではなく商品の特性上のものとなりますので、あらかじめご了承のうえご注文いただきますようお願い致します。
また、ハンドメイドでアメリカ製の商品でございます。上記のような一点一点異なる革の表情も本革の魅力としてブーツライフをお楽しみ下さい。
※入荷時期によりマイナーチェンジの可能性がございます。予めご了承くださいませ。